Elsaの技術日記(徒然なるままに)

主に自分で作ったアプリとかの報告・日記を記載

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RaspberryPiでChrome OS利用

簡単なWebアプリ作成 ~無駄な会議を撲滅しよう!!~は一旦中断。
今回はRaspberryPiへChrome OSを利用してみたいと思います。
ある人より、"raspberryPi 4でChrome OSインストールしてみたけど、日本語入力出来ないんだけどどうしたらいいだろう?"と相談を受けたので、実際に動かしてみました!!
ただ、、、結論から申しますと日本語入力できるようにできませんでした(泣)。
Chrome拡張機能アプリを入れてみたけどダメで、じゃあコマンドで、、と思ったけどパッケージインストールできないし。。。
すでにimg化されたデータ用いたけど、自分でbuildしなければならないのかな?
だけど、buildのためには色々前準備必要そうで面倒だし、最新版のChrome OSだとLinuxコマンド使える設定あるらしいので、、、
ラズパイ用のimgでもこちらが使えるようになるまで待とうかな?


では、備忘録も兼ねて実施したことまとめて行きます。
用いたのはraspberryPi 4です。

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まず、今回用いたOSはChromiumOSからフォークしたLinuxベースのオペレーショングシステムであるFydeOSです。
note.com

FydeOSはgithubにてソースコードやビルド手順が掲載されています。
https://note.com/dodemoe/n/n6c73cf8b8e45github.com
また同様にimgファイルも下記で管理されています。
github.com

imgファイルはxz圧縮されているので、解凍してからμSDに書き込みを行います。
windowsなどの場合には、"7-Zip"、balenaEtcherという書き込みソフトを用いる用ですが、
Linux好きな私はxzコマンド+ddコマンドを用いて解凍と書き込みを行いました。
μSDをPCに挿入して、コマンド実行!!

xz -d chromiumos_test_image_r80r1-rpi4b.img.xz
sudo dd bs=4M if=/mnt/chromiumos_test_image_r80r1-rpi4b.img of=/dev/sdc

そして、ラズパイにμSDを挿入して電源ON!!
初期設定を行って、、、当たり前だけど日本語に設定して、、、と。
おおっ~!!着いた着いたw。
f:id:Elsammit:20200524145445j:plain

確かに日本語で表示されるけど日本語入力が出来ない。
Googleアプリの拡張機能を自分でインストールして、と。
変化なし。。。

ベースがLinuxで作られているということが分かり、じゃあコマンドで!!と思い、"Ctrl+Alt+T"でコマンドブロンㇷ゚トを表示させ、shellコマンドを入力し、シェル実行可能なコンソールを立ちあげた。

Chrome OSディストリビューション管理ソフトはchromebrewというコマンドのようなので、
まずはchromebrewをインストール!!

wget -q -O - https://raw.github.com/skycocker/chromebrew/master/install.sh | bash

これで手動で入れられると思い、意気揚々と

chrew list available

を実行!!。
あっ、、、あれ?ないぞ?キーボード管理出来そうなソフトが見つからない。。。
あまり充実していないのかな?困った。。。

もう少し調べてみようかな?。。。

後、、、現在、ChromebookLinuxコマンドが使える設定が可能なようだが、fydeOSにはなかった(泣)。
今後、搭載されるかもしれないのでしばらく待って様子見かな?


・追伸
fydeOSはsshが標準で有効になっています。
ログインは、
 ・ユーザ名 :root
 ・パスワード:test0000
でできます。
ただ、冒頭でも記載した通り中コマンドが充実しておらず、使いたいコマンドがないパターンが多々あり(apt-getやrpm等)ました。
かゆいところに手が届かない感が半端ないw。
オモチャを作る > ブラウザの閲覧
が目的の自分としては、よっぽどの理由がない限りはRasbianに軍配かな?と思いました。