RaspberryPiでのUbuntu20.04 サーバー起動
今回はRapspberryPiでのUbuntu20.04を起動させるまでの手順を紹介いたします。
■実施理由
Raspberry Piに対して一般的にはRasberryPi OSをμSDに書き込めば簡単に環境構築が可能なのですが、
arm版のパッケージを調達して動かしてみたいな!!と思い、
調べてみたところ見かけたのでちょっとやってみました!!
【RasberryPi OS】
https://www.raspberrypi.org/software/
■環境
今回はRaspberryPi 3とRaspberryPi 4の両方で確認を実施しました。
どちらも同様の手順で実施できました!!
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■ubuntu OSダウンロード
arm版のubuntu OSですが、すでに公式が展開しておりました。
(知らなった😂)
こちらから、自分の環境にあったubuntu OSをインストールします。
https://ubuntu.com/download/raspberry-pi
今回は、
ubuntu-20.04.1-preinstalled-server-arm64+raspi.img.xz
をダウンロードしました。
その後、
xz -dv ubuntu-20.04-preinstalled-server-arm64+raspi.img.xz
を実行して圧縮されたイメージファイルを展開します。
そして、μSDを挿入し、こちらのコマンドを実行しイメージをμSDへ書き込みます。
sudo dd if=ubuntu-20.04-preinstalled-server-arm64+raspi.img of=μSDデバイスパス(例:/dev/sda) bs=1024
かなり時間がかかるので、お茶でもしながらしばし待ちます。
書き込みが完了したら、Raspberry PiにμSDを挿入し、電源ON!!
初回は、
ユーザ名:ubuntu パスワード:ubuntu
になっておりました。
また、ログイン後パスワード設定を要求されるので、新規パスワードを設定。
これで、使用できる状態になります。
■使ってみた感想
普通にubuntuとして利用できました。
ディレクトリ構成もubuntuとそこまで変わらず、使いやすかったです。
後、使用しているストレージサイズは約2.5GB程度なので、小さいストレージでも使えそうなのが良きでした。
ただ、CUIですのでGUIで使用したい場合にはそのための設定が必要になります。
■最後に
RaspberryPiにarm版ubuntuで起動・動作させてみました。
こういうOSに近い下回り系って蔑ろにするエンジニアいるんですよね😅
別にありもの使えばよいから、上位のアプリやWeb系に注力すればいいじゃん!!っていう方。。。
だけどそれだと、後々困ることあるんですよね。。。
ありものが使えるプラットフォームにしなくちゃならなかったり、余計な制約がついちゃったりするで、
それで、CPUやメモリ使用、ストレージ管理等々実装や運用系で困ってしまうなんてことが。。。
自分は、システムを設計するための基礎知識だと思っているため、しっかり押さえていきたいと思います!!