Elsaの技術日記(徒然なるままに)

主に自分で作ったアプリとかの報告・日記を記載

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RaspberryPi(ラズパイ)でUART通信 セットアップ手順

ラズパイって便利ですよね??
バイス接続・コントロールできますし、ある程度の制御はできますし!!
今回はデバイスコントロールするにあたり、UART通信をさせてみたいと思います!!


■利用デバイス

今回は下記構成で実施してみました。
f:id:Elsammit:20201127163735p:plain

USB-Serial変換ケーブルと変換モジュールはこちらを用いました。

【USB-Serial変換ケーブル】

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【変換モジュール】

Pmod RS232シリアルコンバータ

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変換モジュールの仕様はこちらを参考に。
https://docs.rs-online.com/c74c/0900766b815955b7.pdf


たまたま家にあったのでこちらを利用しました。
(なんであるんだっけ??🤔 昔何かに使った気がするが、、、思い出せんw)

安価なこちらでもOKかと思います!!

FTDI USBシリアル変換アダプター Rev.2

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■ラズパイへのpin接続

下記を参考にpin配置を確認
https://shop.lgs.jp/post-519/

・VCC:pin 2
・GND:pin 6
・TXD:pin 14
・RXD:pin 15

■ラズパイ上での設定

まずはラズパイを起動させ、コンソール上で

sudo raspi-config

を入力します。
するとこちらのような画面が表示されるかと思いますので、
f:id:Elsammit:20201127165325p:plain

5 Interfacing Options Configure connections to peripherals
を選択します。
するとこちらの画面に遷移するので、
f:id:Elsammit:20201127165541p:plain

P6 Serial Enable/Disable shell and kernel messages on the serial conn
を選択します。
後は、こちらのSerialを有効にして、Finishすると設定が保存されます。

さらに、/boot/cmdline.txtを下記とする必要があるようです。
※自分はすでに下記設定になっていたので未変更でしたが。

console=tty1 console=serial0,115200 root=/dev/mmcblk0p7 rootfstype=ext4 elevator=deadline fsck.repair=yes rootwait

■PC側設定

ラズパイとのUART通信を行うにあたり、
Tera Term
を用いました。
こちらからイントーラーがダウンロードできますので、ダウンロードしてmsiを実行すればインストール完了です。
「Tera Term」定番のターミナルエミュレーター - 窓の杜

Tera Termを実行してボーレートを115200に変更します。
変更手順は、
上タブの設定 ⇒ シリアルポートを選択すると、
f:id:Elsammit:20201127170741p:plain

が表示されるので、スピードを115200に設定を変更します。

■動作確認

設定完了したので、動かしてみます。
配線を確認して、ラズパイ電源ON!!

Tera Term上でログが確認できればOKです。
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■最後に

今回はUART通信を行うためのセットアップ手順についてまとめてみました。
次回はgo言語でのUART通信方法についてまとめてみたいと思います!!
C言語pythonはすでに色々な人が書いているので、自分はgo言語でw。